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保育付き講座
保育中の子どもが迷子になった件に関して
  当日の状況・今後の対策についての主催者からの文書
保護者様

この度はご両親に大変ご心配かけましたことをお詫びいたします。

私どもで把握した当日の状況、今後の対策などについてご説明させていただきます。

今回の講演会の保育ですが、保育担当職員1名と11名のボランティアスタッフによる保育する体制をとりました。9時30分頃から順次、こうえんかいじょうの隣の講堂でお子さんを預かり始め、最終的には30名のお子さん(0歳児1名、1歳児20名、2歳児5名、3歳児4名)を保育していました。保育中は、3人のお子さんを講演会場にいる保護者の元へ連れて行きましたが大きな混乱はありませんでした。「Aちゃん」は、一人で遊んでおり、時々は泣くこともあったようです。

そして講演会終了直後の11時45分頃、お母さんの声により「Aちゃん」いないことに職員が気づき、当初は区役所庁舎内を、12時5分頃からは、職員を増やし庁舎の外を中心に探しました。結果的に職員の捜索では「Aちゃん」は見つからず、12時20分頃お母さんから隣の家に電話し確認していただいたところ、丁度「Aちゃん」が自宅に一人で戻ってきたところで、隣家の方に保護していただくことができました。その間の捜索状況につきましては経過を添えましたのでご覧ください。

今回の件は、私どもに「保育管理体制」、「職員の連絡体制」、「保護者への対応」、「情報伝達」といった問題を提起しました。さっそく職員間で話し合いを持ち問題についての対策を協議しました。

最も重要な「保育管理体制」ですが、当日は、保育室となった講堂のドアーの施錠が徹底しておらず、ドアーのところにも保育担当者を配置していませんでした。今後は、保育室の施錠と出入り口への担当者の常時配置を徹底し、さらにお子さんの引渡しを確実に行うため、保護者とその子に名前シールを貼り、引渡しの際に名前を確認の上、保護者にお子さんを引き渡す方法をとるようにします。

また不幸にして今回のようなことが起きてしまった時の対応ですが、「職員の連絡体制」に関しては、従来から備えている緊急連絡網を活用し情報を流し、組織的な職員の動因、関係機関への連絡を行うこととします。「保護者への対応」に関しては、ベテランの保健師が必ず付き添うこと、落ち着ける部屋を確保すること、さらに保護者の心境を思いやり言動に十分注意することを徹底しました。「情報伝達」に関しては、庁内放送を含め「Aちゃん」の情報が正確に職員に伝わっていない点がありましたので、必要な情報の要点を正確にまとめ、必ず文書で伝達することとしました。

家までの道をたどってみると、3歳の子が歩くには交通量、信号も多く事件・事故に至らなかったことは運が良かったに過ぎず、何かが一つ違っていれば、事件・事故につながっていたと感じ、職員一同深く反省しています。

いままで幾度も保育を伴う事業を行ってきて、一度も事件・事故が発生したことがなかったため、大切なお子さんを預かるという行為に緊張感が薄れていたことが今回の件につながってしまったと思います。たまたま今回は幸運が重なり事件・事故につながりませんでしたが、お子さんを預かることは万全の管理が求められる行為であることを再度認識し、二度と今回のようなことを起きないよう、先ほど述べた「保育管理体制」の強化・徹底を行ってまいります。

2004年2月13日 川崎区役所保健福祉センター

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